神崎：「もしあえて Outlook Express を使うというのであれば、最低限これだけは設定を変えておく必要がある。……使わないのであっても設定だけはしておいた方が無難だとは思うがね」
沢：「かきかき……と。いいよー続けて」
京介：「じゃあ、黒板を消します（笑）」
南子：「授業じゃないんだから（笑）」
神崎：「メニューの [ツール(T)] → [オプション(O)...] を開いて、[セキュリティ]タブを開く。その上部にある [セキュリティｚ−ン] を [制限付きサイトゾーン（安全性が向上します）(R)] に変える」
京介：「あ、こんな設定あったんだ。なるほど」
神崎：「ただし、これだけではダメだ」
京介：「あれ？」
神崎：「[制限付きサイトゾーン] の設定自体が甘いんだ。そこでこの設定も変えてやる必要がある」
南子：「何のための制限付きなんだろう……意味な〜い」
神崎：「本来はコントロールパネルから開くんだが、いま開いてる画面からでもセキュリティゾーンの設定画面を開くことが出来る。上部のタブ群から[接続]タブを選ぶと、[インターネット接続の設定]っていう欄があるだろう？」
南子：「よっと……あれ？ ないよ」
神崎：「[セキュリティ]タブというのがあるだろう？」
望美：「あ、これね。……なんだか交通標識みたい（笑）」
神崎：「言い得て妙（笑）。そのうちの [制限付きサイト] を選択して [レベルのカスタマイズ] を押すと[セキュリティの設定] 画面が出て、わんさかと設定欄が表示されるはずだが」
南子：「でたでた……こんなにあるの〜？」
神崎：「ここにある項目で、選択肢に [無効にする] というものがある項目は全て [無効にする] に設定する。また、[ソフトウェアチャンネルの許可] は [安全性 - 高] を、[ログオン] は [匿名でログオン] にしておくといいだろう」
曽根：「ついでにインターネットゾーンとイントラネットゾーンも設定しといた方がいいんだけどな」
神崎：「それをすると読めないページが出てくる。基本的な知識がないとツラい」