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The Orcish Librarian Deck

 別名「Geeba」。スライの原点となったデッキです。(^^;)


デッキ構成

カード名コスト枚数
クリーチャー25
Dwarven Trader1/1HL
Goblins of the Flarg フラーグのゴブリン1/1赤、山渡りDK,CH
Ironclaw Orcs 鉄爪のオーク2/2赤1〜5th
Orcish Librarian1/1赤1IA
Dwarven Lieutenant1/2赤赤FE
Brothers of Fire 火の兄弟2/2赤赤1DK,〜5th
Orcish Artillery オーク弩弓隊1/3赤赤1〜7th
Orcish Cannoneers1/3赤赤1IA
Dragon Whelp チビ・ドラゴン2/3 飛行赤赤2〜4th
Brass Man 真鍮人間1/3AN,〜4th
 
火力他13
Lightning Bolt 稲妻〜4th
Incinerate 火葬赤1IA,5th,MI
Immolation 炎の供犠LE,4th
Shatter 粉砕赤1〜7th
Fireball 火の玉赤X〜5th
Detonate 爆破赤XAQ,〜5th
Black Vise 黒の万力〜4th
 
Land 土地23
Moutain 山13
Dwarven Ruins ドワーフ都市の廃虚FE,〜6th
Strip Mine 露天鉱床AQ,4th
Mishra's Factory ミシュラの工廠AQ,4th
 
サイドボード15
Fireball 火の玉赤X〜5th
Detonate 爆破赤XAQ,〜5th
Shatter 粉砕赤1〜7th
Manabarbs 魔力のとげ赤3〜6th
Active Volcano 活火山LE,CH
An-Zerrin Ruins赤赤2HL
Meekstone 弱者の石〜7th
Zuran OrbIA
Serrated ArrowsHL

 1996年プロツアーアトランタ。それまでせいぜい二流止まりと考えられていた赤単色デッキが予選〜準決勝ラウンドまでを無敗で勝ちあがり、世界に衝撃を与えました。
 Jay Schneider氏が構築し Paul Sligh氏が投入したこのデッキこそ、後にマジックの構築論を塗り替えた伝説のデッキ、つまりは「初代スライ」です。

 というわけで、伝説となった初代スライを使ってみたくて(私には珍しく)完全コピーしてみました。ウケ狙いという噂もありますが(爆)。

 しかし、初めてこのレシピを見た時には随分驚きました。「こんなカード知らん」と「なんでこんなカード入ってるの?」のオンパレード(爆)。私なりにいろいろ研究してみましたが、狙って入れた/入れなかったのか、カード資産の関係で入れた/入れなかったのか、どうもわからないというカードが未だにちらほら。(^^;)
 興味のある方はいろいろ研究してみてください。
# そうそう、このデッキは61枚デッキです。最初数え間違えたかと思ったのですが。(^^;)


余談(笑)

 ちなみにスライの名は後に他の人々が使用者 Paul Sligh氏の名を取って付けたもので、Sligh氏自身は「Orcish Librarian Deck」の名前でこのデッキを持ちこんだらしいです。らしい、というのは、検索エンジンで調べても確証が得られなかったんですよね。(^^;) 実際「Geeba」の名前で載っている事の方が圧倒的に多く、ちょっと詳しそうな日本語ページでも「Geeba」の名前でしか載ってないのです。
 ひょっとしたら構築者 Jay Schneider氏はこのデッキを「Geeba」の名前で読んでいたのかもしれません。わたしは事情通でもなんでもないので、これ以上はわかりませんでした。

 ついでに「Geeba」ですが、ゴブリン(オークも?)の声を表す言葉だそうです。専らTRPGでの用語だという話も聞きましたが、そこまで調べる気力はありませんでした。


注:Strip Mine (露天鉱床、AQ,4th) が4枚投入されていますが、当時はまだ制限も禁止もかかっていませんでした。現在は(そしておそらく将来も)Type-I において1枚制限カードとなっています。


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