全呪文マルチカラー＆全土地特殊地形というとんでもデッキです（笑）。
| カード名 | コスト | 版 | 枚数 | |
|---|---|---|---|---|
| クリーチャー | 15 | |||
| Meddling Mage 翻弄する魔道士 | 2/2 | 白青 | PS | ４ |
| Vodalian Zombie ヴォーデイリアのゾンビ | 2/2 護緑 | 黒青 | IN | ２ |
| Putrid Warrior 腐肉戦士 | 2/2 | 黒白 | AP | ３ |
| Psychatog サイカトグ | 1/2 | 黒青 | OD | ４ |
| Dromar, the Banisher 追放するものドロマー | 6/6 飛行 | 黒白青３ | IN | １ |
| Chromium クロミウム | 7/7 飛行、激怒 | 黒黒白白青青２ | LE,CH | １ |
| その他呪文 | 22 | |||
| Dromar's Charm ドロマーの魔除け | 黒白青 | PS | ４ | |
| Teferi's Moat テフェリーの濠 | 白青３ | IN | ４ | |
| Wings of Hope 希望の翼 | 白青 | IN | ３ | |
| Gerrard's Vindict ジェラードの評決 | 黒白 | AP | ４ | |
| Reviving Vapors 生き返りの蒸気 | 白青２ | IN | ４ | |
| Soul Link 魂の結合 | 黒白１ | AP | １ | |
| Essence Vortex | 黒青１ | IA | １ | |
| Barrin's Spite バリンの悪意 | 黒青２ | IN | １ | |
| Land 土地 | 23 | |||
| Salt Marsh 塩の湿地 | 黒、青 | IN | ４ | |
| Coastal Tower 沿岸の塔 | 白、青 | IN | ４ | |
| Adarkar Wastes アダーカー荒原 | 白、青 | IN | １ | |
| Salt Flats 塩の干潟 | 白、黒 | AP | １ | |
| Seafloor Debris 海底の瓦礫 | 黒、青 | OD | １ | |
| Barren Moor やせた原野 | 黒 | ON | ４ | |
| Secluded Steppe 隔離されたステップ | 白 | ON | ４ | |
| Lonely Sandbar 孤立した砂州 | 青 | ON | ４ | |
あるわけがありません（爆）。
というわけで、対師アトロデッキその２です。
師アトロ用に第四版限定デッキ（その１）を組んだのですが、当のご本人が「どうせなら……」といって提案されたのが、前述の「全呪文マルチカラー＆全土地特殊地形」という条件。
これがもう、無茶苦茶きつい条件でした。(^^;) これだけ苦しみぬいて組み上げたデッキも久しぶりです。まあ、面白かったですけどね（笑）。
まず困ったのが、パーマネント除去の乏しさ。アーティファクトやエンチャントを除去できません。いえ、世の中には２マナでパーマネントを破壊できる Vindicate (名誉回復、AP) なんてカードがあるのですが、こんなカード持ってるわけがありません。という事は、アーティファクトやエンチャントを出されたら壊せません。
そして、それらを出させないようにするカウンター呪文も Dromar's Charm (ドロマーの魔除け、PS) の４枚だけしかありません。いえ、世の中には（以下省略）。
選択の余地はありません。クリーチャーで殴り勝つしかないでしょう。バーン？ 無理です（きっぱり）。
で、クリーチャーを眺めていたのですが……どれも小ぶり。でかいのはいないかと調べるも御大 Chromium (クロミウム、LE,CH) と Dromar, the Banisher (追放するものドロマー、IN) の２種だけ。Dromar は一匹しか手元にありませんし、Chromium を４体入れる勇気は私にはありません。(^^;) なかば絶望的になりながらカードリストを眺めつづける事半刻……。
……。
…………。
Psychatog (サイカトグ、OD) の存在をすっかり忘れていました（爆）。そういえばこれマルチカードでしたよねぇ（核爆）。
かつてのエースクリーチャーを忘れるとはどういう了見でしょうね、全く。(^^;;;)
よし、なんとかこれでゲームになる！ とそう思って Psychatog ４枚投入……あれ？
どうやってサイカの攻撃を通すの？
クリーチャーが除去できないんですけど？
Psychatog は一撃必殺型クリーチャー。しかしかれには回避能力が全くないため、ただの 1/1 クリーチャーでも簡単に止められてしまいます。再び悩みながらカードリストを眺めます。
Wings of Hope (希望の翼、IN) がありました。飛行を与えるエンチャントです。ええ、地上クリーチャーが５体並ぶのは珍しくないでしょうが飛行クリーチャーが５体並ぶことはそうそうありません。いける！
まさに希望の翼を見つけた思いで早速投入。いくぜ久々のサイカとぶ！！（爆）
ようやく決め技が手に入ったので、あとはいろいろ投げ込みます。敵のクリーチャー攻撃を食い止めるため Teferi's Moat (テフェリーの濠、iN) を、ドロー補助が欲しかったので Reviving Vapors (生き返りの蒸気、IN) と Onslaught の各種サイクリングランドを投入。あとは二色地形２種に Dromar's Cavern (ドロマーの洞窟、PS) とドロマーカラー御用達地形を乱雑に投げ込んでセルフテストで回してみます。
Dromar's Cavern が全く使えない事が発覚。愕然とします。(^^;) 色事故への耐性がないデッキだけにこのカードは外せないと思っていたのですが、大半がタップインランドなため Dromar's Cavern を出すと土地展開が２ターン遅れるのです。(^^;) はっきりいって全く回りません（涙）。泣く泣く優秀なマルチランドを外し、代りに Odyssey の特殊地形を投入することに。
この後しばらく回しながら調整をするとまあなんとかゲームになってるかな？ と思えるようになってきたので、たかとりさんとテストプレイ。
単なるドロー補助のつもりで入れていた Reviving Vapors (生き返りの蒸気、IN) だったのですが、手札＆墓地が肥えるので Psychatog と相性がいい事に気付きました（いや、最初に気付け（爆））。考えてみれば Psychatog と相性がいいといわれる Fact or Fiction (嘘か真か、IN) に似てるんですね、このカード。
で、なんどかテストプレイしてみるとそこそこ闘える。というわけで一度はこれで完成としました。
が、とんでもない話を耳にします。師アトロが Price of Progress (発展の代価、EX) を２枚入手しているとの事。絶対これだけは持ってないとたかをくくって（あるいは期待して）いたカードが……。
ちなみに効果は、「特殊地形１枚につき２ダメージを与える」……ええ、５枚だしてたら10ダメージです。へえ、何マナ呪文ですか？ はあ、２マナ呪文ですか。いや〜軽いですね。カウンター？ 何それ？
そんなの出されたらゲームにならん。
まあ本当に２枚しかないのなら、そうそうは引かないでしょうが。(^^;)
というわけで作戦変更。ライフゲインも狙える手札破壊 Gerrard's Vindict (ジェラードの評決、AP) を投入し。ついに手に入れた指定カード禁止能力を持つ極悪クリーチャー Meddling Mage (翻弄する魔道士、IN) も叩きこむ……これにより、総合力が飛躍的に向上しました。
ついでにマナバランスも再調整。最初のバージョンは青白にかなり偏っていたのですが、これで多少はマシになりました。
と、ここまでやってから我に返った私。このデッキ「対師アトロデッキその１」より強いのでは？（爆）