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管理人の呟き


このゲームの魅力とは?

 このゲームって何が面白いのか、という事なんですが……実は深く考えた事がありません。(^^;)
 私がドルアーガを知った頃には既に攻略記事が出ていましたから、少なくとも宝物の出し方を探す楽しみにひかれたわけではないですね。

 おそらく私が一番面白いと思っている部分というのは、敵を倒すかかわすかその場その場で判断しながら各階ごとに異なるクリア条件(つまり、宝箱の出現条件)をいかにして満たすか、という辺りじゃないかと思います。

 宝箱を出すという行為を「手順通りになぞっているだけ」という人もいますが、私はそう感じていません。むしろ毎回変わるミッションのように感じています。そもそも、ギルの位置すら毎回変わるゲームです。手順通りになぞったプレイでクリアできるものではありません。敵の動きを読んで臨機応変に対応できなければ死体の山を築くでしょう。手順をなぞっているどころか、常に臨機応変さを求められる正にアクション・ゲームらしいゲームではないでしょうか。

 あと、このゲームは点数が軽視されているので、わざわざ敵を倒すメリットが低いのも特長的です。この点に関しては敵を倒すたび経験値を得る続編作品 The Return of Ishtar(イシターの復活)とも本質的に異なります。戦うリスクが高いのであれば、戦わずにかわす事も重要になるのです。
 この戦う事とかわす事を天秤にかける辺り、後年コナミが開発したメタル・ギアに通ずるものを感じるのは…………私の贔屓の引き倒しですかね?(笑) やっぱりそうかな(爆)。


BGM

 ドルアーガの塔は、音楽も素晴らしい。ドルアーガが好きな人の多くは音楽にも惚れこんでいるのではないかと思います。1つの音色だけで勝負していてなおこれだけいい音が鳴るというのは凄いでしょう。うまく言葉で伝えられないのがもどかしいぐらいです。

 管理人は元々VGM(ビデオ・ゲーム・ミュージック)が好きなので、ゲームの評価にその音楽が好みにあっているかどうか、というのがかなり大きなウェイトを占めています。ドルアーガは文句無しです。パーカッション系のないBGMとしてはドルアーガとグラディウスが多分私の中ではベストです。
# FM音源時代に入ると Magical Sound Shower (Out Run) とかがいるので悩むところです。(^^;)

 特に好きなのはドラゴンのBGMと、57階/60階のBGM。57階/60階のBGMはこれを聞くたびに「ああ、ここまでたどり着いたか」と感慨にふけったりします。イニシャル入力の BGM もいいですね。でもあれは同じ曲を使っているのにクリアした時に聞く方がいい曲に思えてしまうのが不思議です。

 ちなみに、一番印象に残っているのはこれらの曲ではなくて、クリア時のファンファーレでした。といっても、最初はそれほどでもなかったんです。が、一度だけアーケード版で1コイン(ノーコンティニュー)でクリアした事があるんですが、その時のファンファーレは聞いた瞬間背筋が痺れました。このゲームは達成感が凄くあるんですね。その達成感をこのファンファーレとエンディングBGM(イニシャル入力BGMと同じ曲)が増幅してくれるんでしょう。
 自力でクリアされた方が感じた達成感はおそらく私が感じたものとは比べ物にならないくらいのものだったでしょうから、ちょっぴり悔しいですね。――まあ、私は自力じゃ絶対クリアできなかったでしょうが。(^^;)

 ところで、PS版ナムコミュージアムのドルアーガってやや音が貧弱に聞こえる時があります。なんだかリバーブが弱いのかかかってないのか……? 単なる気のせいでしょうか?(笑)


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