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南子:「↑何これ?」
京介:「それをクリックするとトップページや目次のページに戻れるんだよ」
神崎:「お前らな、どこから話し始めているんだ」

Wrote 2000/09/02 Update 2000/09/1x

日陰者 LINK


神崎:「やれやれ、非常識な連中だ」
南子:「いーじゃない。どこで何をしゃべってようとさー」
曽根:「このトップページや目次のページに戻れるリンク、意味あるか? 『戻る』ボタンでいーじゃねーか」
神崎:「『戻る』ボタンの使い方を知らない人間でも使えるだろう?」
曽根:「馬鹿馬鹿しい」
京介:「僕は便利だと思ったんだけど。それに『次の話に進む』ような事はブラウザのボタンだとできないけど、リンクを張っておけばできるわけだし」
神崎:「本当はそんな必要はない」
京介:「そりゃそうかもしれないけど」
神崎:「いや、そういう意味で言っているわけじゃない。そういう機能を実現できる要素が HTML にはあるんだ」
曽根:「あん? どんなやつ?」
神崎:「『LINK』」
曽根:「知らん」
神崎:「だろうな」
京介:「え……っと、そういうタグを使えば出来るってことかな?」
神崎:「例えば <link rel="contents" href="miscidx.html" title="種々雑多な話の一覧"> のように <head> 〜 </head> 内に書いておけば、上のような事が実現できる……」
曽根:「全然知らねぇぞ、そんなの」
神崎:「……事になっている」
京介:「?」
南子:「な〜に? その入れ歯にビスケットが挟まったような言い方」
神崎:「Internet Explorer も Netscape Communicator / Navigator も対応していない要素でな。実を言うと、このページにはちゃんと LINK 要素を書いてあるんだ。気付かない人の方が多いだろうが」
曽根:「はへ? ――あ、確かに書いてんな」
神崎:「本来は文書同士の関係を表す要素らしいが、いかんせん対応するブラウザが少ない」
曽根:「つーか、あんのか?」
京介:「テキストブラウザの lynx?」
神崎:「その通り。だからこのページを lynx で眺めると一番上の「鶏小屋の入口へ」が2つ見えるはずだ」
望美:「邪魔なだけになりそうね」
神崎:「その代わり LINK 要素でのみ『前の話』や『次の話』というのを書いてある」
南子:「なんで?」
曽根:「みなまで言うな。どーせ『気が向いたから』なんだろ、筆者のことだから」
神崎:「まあ『気が向いたから』だろうな、筆者の事だから」


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